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上智大学はオシャレな美男美女が多い?帰国生の方へのインタビュー③


その他
2021年8月26日

ばってんです ♨️

高校生活を送っていると、三者面談の後とか、ふと「どの大学が自分に向いているのかなあ」「学部ってどうやって選べば良いんだろう...」という悩みが出てきますよね。

そういう時は、実際にその大学や学部に進んでいる人から体験談を聞くのが一番確実です。

そこで今回は、高校3年間をアメリカのテキサス州で送り、そのあと帰国生枠で上智大学経済学部に入学した現役の大学生の方に、進学先を選んだ経緯や、上智大学・経済学部の実態についてインタビューしました!

内容が盛りだくさんすぎて、1つの記事に収まらず、4部構成になっています。他の記事も是非読んでみてください!

  • 前々回の記事:アメリカに行くことになった経緯や、現地で最初に受けた衝撃
  • 前回の記事:アメリカでの授業や部活の体験談

勉強の休憩時間などに読んで、志望校や志望学部選びの参考にしてもらえると嬉しいです。続編もお楽しみに!

進学した経緯・上智大学の実態

(四谷駅の目の前の四谷キャンパス、立地が最強)


どの大学を受験されましたか?

帰国生向けの入試がある、早稲田大学の政治経済学部、上智大学・青山学院大学・北海道大学・横浜国立大学の経済学部を受験しました。

北海道大学が第一志望で、1次試験が書類審査、2次試験が小論文と面接なのですが、帰国生枠の書類審査の結果を見てみると「経済学部 1次試験 合格者なし」と出ていて、番号をドキドキしながら探す余地すらなかったです。そんなことあるのか〜という感じでした。笑

結局、上智大学と横浜国立大学で悩んで、ホームページでゼミや先生を調べて、興味のあることが学べそうな上智大学に決めました。もともとゼミは調べていたんですが、上智大学で「ここ興味あるなあ」と目をつけていたゼミの先生が、たまたま面接のときの面接官で現れたんですよね。そこで運命を感じたのもあります!現在ゼミの選考中なのですが、実際にそのゼミに行こうとしているので、間違い無かったです。

上智大学の帰国生入試は、どのように対策されました?

上智大学の経済学部の場合は、小論文と数学と面接が必須でした。数学はもちろん日本の高校範囲の試験で、アメリカの高校数学よりも範囲が広いので大変でした。

受験校の中で数学が要求されたのは、上智の経済だけだったのですが、対策する塾もないので、帰国後3ヶ月間で独学で勉強しましたね。それこそ今だったらアメリカからでもokkeで日本の範囲を勉強できるので、重宝していると思います。

上智大学に入る前と入った後で、イメージは何か変わりましたか?

まずイメージ通りだったのは、英語が日常的に飛び交っている点ですね。留学生というよりは、自分のような帰国子女が結構多くて、日本語も英語も話せる、みたいな人がちらほらいます。また、授業に関しても、イメージ通りではあるのですが、アメリカの高校と比べると、発言する機会が平均的に少ないですね。オンライン授業というのも作用していると思います。

イメージと違ったのは、もっと真面目な人が多いイメージを持っていたのですが、意外とそうでも無かったことですかね。笑 授業に来なかったり、課題を回してもらったりという人も中にはいますね。

また、いい意味でイメージと違ったのは、経済学以外の上智大学の授業も取れる(上限はあり)ことで、自分の興味の幅が広がりました。

来ない人はどの大学にも存在しますね笑 上智大学ってどんな人が多いですか?

上でも話した通り、英語が得意な人が多いです。また、これはキャンパスを歩いててよく感じるのですが、上智大学にはオシャレな人や美男美女が多いです。アメリカと違っていて、ビックリです(前々回の記事参照)。ちゃんとしなきゃ、って思います。笑

あとは、自分の意見をはっきりと言える人も多いですね。帰国生が多いのも関係しているのかもしれません。

自分の所属する経済学部で言うと、勉強に力を入れている人も一定数いますし、バイトなどの他のことに時間を注いでいる人もいます。興味のあることに時間を割くことができるのは、上智大学の魅力かもしれません。

なぜ経済学部に?


なぜ経済学部を受験しようと思ったのですか?

母親が何かの記事に触発されて、「漠然と大学に行こうと思わないでね」と言ってきたのが、学部選びの始まりでした。笑 それが高2の後半ですね。そこから、大学で自分は何を勉強したいのかを考え始めました。

ちょうどその頃、アメリカ大統領がトランプになって、移民の問題や貧困の問題がニュースなどで取り上げられるようになり、自分の目にも止まるようになって、社会保障に興味を持ち始めたのがきっかけです。

その後、高3のカリキュラムで経済学を選択できて、どんなことを学ぶのかを知ることができたのも大きかったと思います。

入学する前と後で、経済学に関する認識は変わりました?

上で話した通り、もともとどんな学問なのかは触れてはいたので、特に大きくは変わらず、学びたいことを学べています。ただ、高校のときは数学は一切使わなかったのですが、大学の経済学は道具として数学を使うので、その点は違っていますね。

経済学部を考えている高校生に、言ってあげたいことはありますか?

どの経済学部でも、まず初めに、マクロ経済学とミクロ経済学というものを学ぶことになると思うのですが(下記参照)、マクロ経済学を学ぶと、ニュースなどで学ぶ政府の政策がわかった気になれます。笑 金融緩和すると、この数字がこうなって、だからこっちがこう動いて、と深く理解することができる点が面白いです。

ミクロ経済学は少し抽象的な議論になるので、人によっては面白いと思えないかもしれません。

「数学は必須なのか?じゃあやめておこう」という方もいるかもしれませんが、微分の計算さえできれば何とかしのげます。笑
経済学で使うための数学の授業もありましたし、めちゃくちゃ苦手でも頑張れば大丈夫なので、数学のせいで諦めるのはもったいないと思います。今のところ、受験数学よりはだいぶラクです!

自分の周りでも、経済学部になんとなく入って「何で経済学を勉強しているんだろう」と悩んじゃう人も結構いるので、高校生のうちに、どういうことを勉強するのかくらいは知っておくことをオススメします。



いかがでしたか?

実は、高校生向けにミクロ経済学・マクロ経済学の記事を書いて頂いているので、ぜひ下の記事から経済学の雰囲気を味わいましょう!


志望校・志望学部の選び方のポイントや、上智大学や経済学部の実態がわかって、とても勉強になりますね。これを機に、少し進路を具体的に考えてみると良いかもしれません。日々のモチベーションも変わってきますよ。

読んでいただき、ありがとうございました〜。次回もお楽しみに!

この記事の著者

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ぶおとこばってん

ラ・サール中高→東大理1→計数工学科(数理情報)→UCLA院卒 社会を人から変える会社 okke の CEO YouTube上で、高校数学をじっくりコトコト深く解説中 頭があったまる記事を書いていきます ♨️

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