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共通テストって何?どんな勉強をすればいいの?【高1・高2向け】


その他
2022年1月14日

ばってんです ♨️

この時期になると、学校の高3の先輩がソワソワし始めますよね。
これまでちゃらんぽらんだった先輩も、戦闘モードというか、キリッとし始めます。

その原因が共通テストです。
聞いたことがある方も多いと思います。

ここでは、高1・高2の皆さん向けに、

  • 共通テストとはどんな試験なのか
  • 何をやっておけば良いのか

を紹介していきます!漠然と「なんか大変なテストがあるらしい」という程度に知っているよりも、具体的に科目やレベルを知っていた方が、やるべきことが明確になるのでオススメです。

共通テストとは

簡単にいうと、毎年1月中旬に行われる、全国の大学受験生が同じ問題で受けるテストのことです。

2020年までは「センター試験」というものが行われていたのですが、昨今の大学入試改革の施策の一環で、新たに「共通テスト」として生まれ変わり、2021年からスタートしています。

全員受けないといけないの?

国公立大学の一般選抜受験者は、基本的に共通テストの受験は必須です。また、私立大学であっても、共通テストの成績を利用する「共通テスト利用方式」を設定しているところも多く、共通テストで良い点が取れていると、それだけで合格できる学部もあります。

科目は?

試験自体は、あらゆる科目で行われるのですが、志望校や志望学部によって受けないといけない科目は大きく変わってきます!

例えば東京大学の理系を目指すとすると、2022年の受験科目は

  • 「国語」必須
  • 「世界史B」「日本史B」「地理B」「倫理、政経」から1科目
  • 「数学1A」必須
  • 「数学2B」「簿記・会計」「情報関係基礎」から1科目(ほぼ「数学2B」を受験します)
  • 「物理」「化学」「生物」「地学」から2科目
  • 「英語」「ドイツ語」「フランス語」「中国語」「韓国語」から1科目

という、巨人もびっくりな豪華なラインナップですが、例えば、青山学院大学理工学部物理科学科の、共通テスト利用方式(2022年)だと、

  • 「数学1A」必須
  • 「数学2B」必須
  • 「物理」必須
  • 「英語」必須

というラインナップです。志望校によってまるっきり変わってくることがわかると思います。

また、共通テストそのものの点数に関わらず、大学や学部ごとに配点を設定されていることも多いです。(例えば、共通テストでは国語も英語も200点満点なのですが、うちの学科は国語はそのまま200点だけど、英語は50点に圧縮して合算しますよ〜、など)

このように、志望校や志望学部によって、受験すべき科目や配点の比重が大きく変わるので、事前に聞いたり調べたりしておくことがとてもとても重要です。


何をやっておけば良いのか

何といっても、学校の定期テストと大きく違うのは、範囲が全部ということですね。教科書に書いてあること全てが出題範囲となります。先生がテスト前にこんなこと言ったら、クラス内で暴動が起こりそうです。

もちろん知識としては、教科書に書いてあることが範囲となるのですが、思考力や計算力も求められるので、問題のレベルは教科書よりはるかに難しくなります。科目や年度によって異なりますが、各科目の平均点はだいたい5割台〜6割台に落ち着きます。最難関大を目指す人でも9割を越えるのに苦労するような、そんな試験です。ビビりますね。

高1・高2でどんな勉強をしておけば良い?

そこで個人的にオススメしたいのは、学んだことを残していく勉強です。

よく理解しないままテストの前に詰め込んで、テストが終わったら全部忘れるような勉強をしていませんか?

そういう勉強をしていると、受験前にまた一から全て勉強し直さないといけないので、時間が足りなくなりますし、焦りが出てくるので実力の土台が不安定になります。

学校の授業は単元ごとに進んでいくので、前の単元を復習する機会は少ないと思います。中高一貫校では、高3を復習期間に充てられたりしますが、そうじゃないとなかなか学校の授業だけでは厳しいと思います。

前に学んだ単元が理解できてないな〜、忘れたな〜と思ったら、自分で知識を復習したり、問題集を解いて実力を上げていきましょう!(学校の勉強と並行して、自分で能動的に勉強していくということです。高3でむっちゃ楽ができます)

全ての単元が終わらないと受験勉強はできない、というのは違います。前に習ったことの知識を残しつつ、単元ごとに受験レベルの問題にも挑戦して実力を上げていけば、気付いたら受験勉強は終わっています

余裕があれば、単元の先取りもできると最高ですね。アプリokkeのような、どんなレベルでも自分でどんどん学べるアプリも、ぜひ活用してみてもらえたらと思います。



最後に、共通テストの過去問はネットですぐに見られるので、今回の共通テストが終わったら、ぜひ問題を見て解いてみてください。百聞は一見に如かずで、雰囲気を知るには実際に解くのが一番です。

もちろん、まだ習ってなかったりして解けないものもあると思いますが、英語や国語は手が出るはずですし、数学も1Aだけとかであれば挑戦できるはずです!

自分が進みたい道に進む上で、もし共通テストが避けられないのであれば、戦略的に効率的に攻略していきましょう。できることからコツコツと。


今日はこの辺で。

読んでいただき、ありがとうございました〜

この記事の著者

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ぶおとこばってん

ラ・サール中高→東大理1→計数工学科(数理情報)→UCLA院卒 社会を人から変える会社 okke の CEO YouTube上で、高校数学をじっくりコトコト深く解説中 頭があったまる記事を書いていきます ♨️

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