大学生の勉強事情
今回は日本の大学生の勉強事情を紹介させていただきます。
本文に入る前に最初にお伝えしときたいことがあります。
僕は日本の大学生はもっと勉強すべきだ!日本の大学生は時間を無駄にしている!という事を伝えたいわけではありません。
ただ、「日本の大学生には大学の勉強以外に使える時間が多いため、その時間を使って何かに気合を入れて取り組むのがいいのでは」という事をお伝えしたいです。もちろん、その「何か」は大学の勉強、部活、遊び、サークル、バイト、なんでもいいと思います。
また、中には大学時代に沢山勉強している大学生がいるのも重々承知しています。その人たちの存在を無視しているわけでもありません。あくまで平均的な話です。
またまた、僕が感じたことを中心に書いているので、偏差値上優秀な大学ではみんな勉強しているということもありえるかと思います。
では本文の方に入っていきます〜
大学生の勉強事情
日本の大学生は勉強しない!?
高校生のみなさんは日本の大学生は遊んでばかりなんてことは聞いたことがありますか?
僕は某国立大学の面接で、なぜ日本の大学に進学するのかという話題になった際に、
「アメリカでは大学生の間にめちゃめちゃ勉強するし勉強しないと卒業できないけど、日本の大学生はそれほど勉強しなくても卒業できちゃう。そこに関してどう思う?」
ということを聞かれました。
面接で日本の大学に進学する理由を聞かれることは想定していたのですが、ズバッと「日本の大学生は勉強しない」という事を教授が言っていたのは結構衝撃でした。
しかし、実際に大学に通ってみると、上のことはあながち間違いではなく、日本の大学では遊ぼうと思えば無限に遊べちゃうのではと思っています。
なぜ?
日本の高校生は、尋常じゃないほど勉強しているかと思います。
アメリカの高校生と比較しても、偏差値が高い大学を志望している日本の高校生の勉強量は飛び抜けて多いです。
なぜそれほど勉強しているのかというと、「勉強が好きだから」という高校生もいるかと思いますが、おそらく〇〇大学にいきたいから、という理由が多いでしょう。
〇〇大学にいくためには、沢山勉強しなくてはいけない。だから沢山勉強する。
筋が通っていますね。
一方で多くの日本の大学生は日本の高校生が持つような「勉強する目的」があまりないのではないかと思います。
文部科学省「学校基本調査」によると日本の学部卒業者の8割が大学卒業後就職します。
就職するために大学生の間に必死に勉強しなくてはいけないかというと、そうではありません。
大学で〇〇について本気になって勉強したということは就活の際のアピールポイントになるかもですが、その他にも部活でこんなことを頑張った、仲間とこんなイベントを成功させた、などなど就活の際のアピールポイントは勉強以外にも様々です。
また、大卒枠で就職するためには大学卒業という要件をクリアしなくてはいけないですが、大学を卒業するのは大学入学に比べればそれほど難しくないかと思います。
簡単に単位をくれる授業もあるので、そういった授業を受けまくればそれほど勉強しなくても卒業できるはずです。
(これは大学や学部によるかと思います。もちろん、単位取得が困難な授業があることや卒論が大変だということは承知しています。)
それに加えて日本の大学では就職活動が割と早い段階から始まるので、勉強したくてもなかなか勉強に集中できないという現状もあると思います。
このような理由から日本の大学生はそれほど学業に力を入れなくても大学を卒業することが可能で、卒業後の進路に大学での学業があまり評価されないため、学業に力を入れる大学生が少ないのではと思います。
しかし、日本の大学の勉強事情が悪いかというとそうではありません。
この日本の大学の現状だからこそ、大学生はそれぞれが挑戦したいことに挑戦できます。
なので、今高校生で受験勉強を頑張っているという方は、大学に合格して大学生になった時に、何か自分が好きなことを見つけてそれに本気で取り組むという事をするのはいいんじゃないかと思います。
また、自分が何がしたいのかがわからないという方も多くいるとは思いますが、そういった方は焦らずに色々な経験をしてみるのがオススメです.
あくまで、「なんか大学生が言ってるよ」のようなスタンスで読んでいただけるとありがたいです。
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またまた、大学生の成績について書いた以下の二つの記事も是非是非
長い文章になってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございます。