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これでカンペキ総合型・学校推薦型選抜の全て ③総合型・学校推薦型選抜に必要な能力とは?


その他
2022年3月5日

こんにちは!こうきです。
 
突然ですが総合型・学校推薦型選抜入試の情報って何だかごちゃごちゃしていてわかりづらいですよね。
けれどそのめんどくささを理由に総合型・学校推薦型選抜を利用しないというのはめちゃくちゃ勿体無いです!
そこで「これでカンペキ総合型・学校推薦型選抜の全て」と題しまして、このシリーズを読めば総合型・学校推薦型選抜入試のアレコレがスッキリと頭に入るように記事を作っていきます!
 
今回は③総合型・学校推薦型選抜に必要な能力とは?ということで、総合型・学校推薦型選抜において必要な能力について説明していきます!

前回の②を読んでいない方はこちらから

総合型・学校推薦型選抜はカードゲームだ!

突然ですがこんなフレーズを知っていますか?

You play with the cards you’re dealt …whatever that means.
(配られたカードで勝負するしかないのさ…..それがどういう意味であれ。)


このフレーズはスヌーピーの名言なのですが、総合型・学校推薦型選抜にもこれを当てはめることができます。
総合型・学校推薦型選抜を受けなかった人に「なぜ受けなかったの?」と聞くと、「特別な能力が無いから」と答える人が大勢います。
僕は断言します。あなたも必ずいくつかのカード(能力)を持っている、と。そしてそのカードで勝負しよう、と。

ということで、今日はまずはそのカードを探す作業をしていきましょう!

あなたの持つカードを探してみよう!

0から探すのは難しいと思うので僕のカードを3つご紹介します。

賞関係
・大学キャッチコピーコンテスト2018 九州大学賞、鹿児島大学賞
・明治大学文学部第12回読書感想文コンクール 優秀賞

経験系
・高1の文化祭で自分が発起人の1人となり屋台を出店した

この3つのカードをメインとして利用しました。英検も、漢検も3級しか持っていませんがこれで合格することができました。
ここだけを読むと「いやいやお前も結局実績があったんじゃん!」と言われてしまいそうですが、これらのカードは全て受験を見据えてゲットしたものではありません

賞関係は趣味の延長でゲットしたものですし、屋台の出店もクラスの劇に出演したくなかったからというのがきっかけです。

つまり高校3年間のなんやかんやが自分のカードになります!

3年間何もせずに過ごしてきた人はいませんよね?
例えばずーっとYouTubeやTikTokを見ていたとしたら、それがあなたのゲットした1つのカードです。
毎日友達と遊んでいて全く勉強していない、これもカードとして使用することができます。

実績や志望理由という言葉にビビる必要はないです!
次はあなたがゲットしたそのカードを、実際に使えるよう進化させましょう!

カードを進化させよう!

さあ、ゲットしたカードを「志望理由カード」と「補助カード」に進化させましょう!これも僕のカードでお手本を見せますね。

賞関係
・大学キャッチコピーコンテスト2018 九州大学賞、鹿児島大学賞
教育に関心があり、言葉による表現が得意なため、大学キャッチコピーコンテスト2018 九州大学賞、鹿児島大学賞を受賞した。

・明治大学文学部第12回読書感想文コンクール 優秀賞
課題図書がいじめに関する本であり、自分の考えと想いを書いた所、明治大学文学部第12回読書感想文コンクール 優秀賞を受賞した。

経験系
・高1の文化祭で自分が発起人の1人となり屋台を出店した
リーダーシップや企画力を得るために、高1の文化祭で自分が発起人の1人となり屋台を出店した。

僕は文学部教育学科を志望していたので、賞関係の2つを文学と教育に絡めて「志望理由カード」、経験系は「補助カード」に進化させました。志望理由カードはその名の通り、志望理由として使うことができます。補助カードは志望理由以外にエピソードを求められたときや、何か新しい引き出しを求められたときに使うことができます。

どうですか?
実績や経験に具体的な理由がつくだけで、他の人には無いあなた独自のカードが出来上がるはずです。

例えで出したカードも文学部教育学科用に進化させましょう。

・ずーっとYouTubeやTikTokを見ていた
様々な人の生き方を知り、自分が幅広い知見を得て少しでも教えられること増やすために、ずーっとYouTubeやTikTokを見ていた。

・毎日友達と遊んでいて全く勉強していない
→毎日友達と遊んでいて全く勉強していないため、同じ人生を歩んで欲しく無いから教育に自分が携わりたい。

一見カードとして使えなさそうなものも、絶対にあなただけの特別なカードに進化します。


まとめ

総合型・学校推薦型選抜に必要な能力は、高校生活を振り返ってカードをゲットし、そのカードを使えるように進化させることで身につけることができます。
繰り返しになりますが、特別な能力を持っている必要はありません。特別な能力を作り出せばいいのです!

それでも、どうしても総合型・学校推薦型選抜を受ける自信がないと言うあなたはこう考えてみてください。

受験のチャンスを1回でも増やすために総合型・学校推薦型選抜に挑戦する、と。

自信が出ない理由の1つは、その学校に憧れるがあまり、萎縮してしまっていることだと思います。なので、チャンスを増やすためにと考えて挑戦してみてはいかがでしょうか?

さあ、次回の記事ではいよいよ志望校を決めていきたいと思います!
やりたいことがない?入試形式がまだよくわからない?
そんな方も大歓迎ですので、楽しみにお待ちください!

それでは!

この記事の著者

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中西

某私立高校→N高等学校→東洋大学文学部教育学科2年  勉強は苦手なので、インタビューや体験談を中心に書いていきます。たまに真面目な教育関係(通信制高校・教育学)の記事も書きます!