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偏差値70の進学校に入学したのに 大学の一般入試で1校も受からなかった話 ①中3、高1編


その他
2022年4月28日

こんにちは! こうきです。

今回は友人のKくんが自ら企画を持ってきてくれたので、その記事を書いていきます。

題して「しくじり先生 Kくんみたいになるな!! 偏差値70の進学校に入学したのに、大学の一般入試で1校も受からなかった話」

タイトルの通りですね、友人Kくんのしくじりをインタビュー形式で紐解いていくことで、同じような失敗を読者の皆さんがしてしまわないように、啓発していければと思います。今回は①中3、高1編です!

ちなみに僕自身の体験談も過去に執筆しているので、気になる方は下記のリンクから読んでみてください!

中1、高1、高2の体験談はこちら
高3の体験談はこちら

それでは本題に入って行きましょう!(インタビュー形式と言いながら、ほとんど雑談となっています。ご了承ください)

優秀な中学時代

まずは高校受験の話からしよっか。当時の学力と、どんな学校を目指してたのかとか。

内申が低かったから私立志望だったのと、親の意向で早慶以外の大学付属は受けられなかったんだよね。だから早稲田大学高等学院と早稲田学院本庄高等学院とワンランク下の(進学先の高校名)やら(併願優遇で受けた高校名)やらを受けて、結局早稲田付属の2校に落ちて(進学先の高校名)に行った感じですね。

言っちゃえばさ、抑えで偏差値70の進学校に行ってるわけだよね?

抑えというか、まあ早稲田2校がチャレンジ校でその進学校が実力相応校かな。

実力相応校が偏差値70だからね笑 そこがすごいわ。全国から読んでくれてると思うからわかる人少ないかも知れないけど、早稲田付属はちょっとランクが1つ違うよね。

そうだね。受験前の手応え的にも、早稲田はきつかったね。過去問解いてても、10回に1回合格点取れればいいかなっていうイメージだったわ。それで言うと(進学先の高校名)は問題の相性も良かったし、よっぽど外れ年というか、相性が悪くなければ大丈夫かなっていうのがあったかな。

まあまあ(進学先の高校名)には受かるでしょ、っていうノリだったよねKは。だって(併願優遇で受けた高校名)には行くつもりなかったでしょ?笑

(併願優遇で受けた高校名)は遠すぎるからな。まあただそこの併願優遇しか取れなかったのは内申が低かったからであって、もし中学生が読んでいたら、内申は大事ってのはやっぱ言いたいよね笑

まあ高校生が大半だと思うけど、高校の内申も大事だしな。中学時代は何の科目が得意だったんだっけ?

数学が図抜けて良かったな。まあ図抜けてってほどでもないけど笑 私立高校って大体合格ラインが3科目180点だから、1科目60点目標じゃん。数学は早稲田でも60点は取れて、他の高校なら80点超えてくるかなって感じだったね。

国語は運ゲーだったね笑 50点の時もあれば80点の時もあれば見たいな。英語はずっと低かったね。まあちょっと足引っ張る感じで、数学と英語で相殺して、国語がどう出るかで合否が決まるみたいな。

そこがうまいことハマったら早稲田も行けるって感じだよな。安定してないから難しかったてことか。

そうねー。あと早稲田だと数学で稼げないから、英語のマイナスを相殺できなかったっていうのもあるよね。

早稲田が偏差値75,6あるから、やっぱりワンランク落とした実力相応校が(進学先の高校名)になるよな。 模試によるから何とも言えないけど、偏差値はどれくらいだったっけ?

俺市進の模試しか受けてなくて、外部模試ほとんど受けてなかったからわかんないんだよね笑 目安として市進の模試は(進学先の高校名)が偏差値60で早稲田が65とかだったのよ。その模試で、60近辺だったな。まあだからまさに実力相応校なんだよね。数学は62,3で英語が55とか。まあけど換算したら英語も65くらいあるわけだし、そう考えると特段出来ないって程でもなかったけど笑

中学でもトップオブザトップでこそ無かったけど、明らかに上位層だったしそれくらいの実力はあっただろうね。

1クラス40人弱居て、早慶とか西、国立、日比谷(都立高校トップ3)に1人くらいは行ってたじゃん。次点くらいの学力だったかな。

あえて変な言い方をすれば「普通にめっちゃできるやつ」だったな笑

まああの時はちゃんと勉強してたのでね笑

俺が人生で唯一勉強してた受験直前の1か月半とか、よく一緒にドトール行って過去問解いてたよね。

してたねー。割と集中して。

高1の中間テスト

さあ、散々勉強できた中学時代の話をフってきてるわけですが、高校に入りましてどうでしたか。

(進学先の高校名)が小中高一貫だったじゃん。そこで中学の人たちが高校に内進する時に「高入生はめっちゃできるぞ」って先生に脅されてたみたいなのよ。その話を聞いて「中学入試で入ってきた人たちは多分中学時代に勉強してないけど、俺は中学時代に勉強してたんだからアドバンテージがあるぞ」って思って。それで勉強しなかったんだよね笑

あと1学期の中間テストの時に、中学の定期テストとかと同じノリで受けちゃったのよ。中学の時は塾で予習・復習してるから、定期テストくらい勉強しなくても平均よりは取れんじゃん。鼻につくいい方しちゃったけど笑

まあ中学の勉強なんてクソ簡単だから誰でも取れるだろ? ってことが言いたいんだよね。

いや全然そんなこと言ってないけど笑 例えば9割取るなら勉強しなきゃいけないかもしれないけど、平均くらいなら普通に予習・復習してたら出来るじゃん。

なるほどね。定期テスト勉強したことないからわかんねえわ笑

いや、それでも平均は取れてたじゃん。そういうことよ。基礎抑えていれば平均は取れるようになってるんだから、言うてもお前も早稲アカでやってたんだし。

まあちょっとズレたから話を戻すと、高1の時は塾に通ってなかったのに、なぜか中学と同じような勉強量で行けると思ってたのよ。そしたら馬鹿みたいに難しくて笑 化学基礎で17点とか。英語も下から数番目みたいな感じで。

だから高1の1学期中間テストで、現実を見せられた上に心が折れたのよ。

いや、早えよ笑

もう全然ついていけないや、やばいなって。ここから大事な話なんですけど、俺が見る限りほとんどの人が高2、高3に進級しても極端に順位が上がったり下がったりしなかったのよ。だから高1の時に50番以内だった人は高3でも50番以内だったし、早慶とか旧帝を狙える位置に居たのよ。俺みたいな最下位に近かった人は、高3でも同じとこに居るのよ。

だから高1の中間がめっちゃ大事で、そこで上位に行くのか、平均すら取れないのか。俺はさらにそこからずるずる下がったほうだったけど、基本大きく変わらなかったからさ。その時点で頑張れてる人はそのままやれるしね。トップ10の東大目指してた人とか特に。

俺も今探したらまさに高1の1学期中間の帳票出てきたんだけど、物理基礎が197/199人、歴史総合183/199人、化学基礎178/199人、コミュ英154/167人、数ⅠA87/97人、とか相当ひどいもんね笑 そしてちゃんと2学期に数ⅠA、物理基礎、化学基礎は赤点取ったし、確かに変わらなかったなここから。8科目340点だってこの時の俺笑 馬鹿すぎるだろ。

俺は基本隠ぺいしてるから帳票が無いです笑

まあここまでをまとめると進学校とはいえ、中学時代のアドバンテージもあるし行けるだろと踏んでたら出鼻をくじかれたと笑

そうそう笑

で、どうされたんですか?

投げましたね、さじを。

やる流れだろ笑

そこで焦って予備校入って勉強しようとかいう気にはなれなかったんだよね。

これは中高一貫の弊害というか、言い訳なんだけど、高入生って入学したては友達作りで大変なんすよ。元からあるコミュニティに入って行かなきゃいけないから。しかもうちはクラスに2割しか高入生が居なくて。

そんなわけで、4月の下旬から5月の頭に打ち解けてみたいな感じで、クラスに馴染むことに力を入れたり、部活も始まったりと大変で、「勉強なんかしてても仕方ないよな」みたいな。だから中間後も復習とかはせずに、まあ今はいいだろうと笑

焦るんじゃなくて諦めたってことですね笑。仕方ねえわっていう。

諦めたというよりも、まだ何とかなるだろっていう気持ちが強くて。まあこのあとやっていけば大丈夫でしょっていう想いがあったね。

今は人間関係なり部活なり頑張ってるから、勉強は後回しにしても大丈夫でしょと。

別に高2高3でやれば間に合うっしょ、追い込めるっしょって思って、今しかできない人間関係の構築をしようっていい風に捉えてたね笑

まあまああながち間違いではないと思うけどね。1年生はそれが続く感じ? 部活しつつ遊びつつ。

そうだね。


話の途中ですが今回はここまで。
次回は②高2、高3編をお送りします!

読んでいただきありがとうございました。

この記事の著者

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中西

某私立高校→N高等学校→東洋大学文学部教育学科2年  勉強は苦手なので、インタビューや体験談を中心に書いていきます。たまに真面目な教育関係(通信制高校・教育学)の記事も書きます!