ゼミ選考とゲーム理論 1
こんにちは、しりょかわです〜
先日上智大学経済学部のゼミの第一次選考が終わりました〜👏
過去の記事でゲーム理論を紹介しましたが、ゲーム理論はゼミ選考を考える上でも使えるんです!
そこで、今回はゼミ選考を考える上でゲーム理論がどんなふうに使えるのかということと、ちょっとした上智大学経済学部ゼミ事情をお伝えしていければと思います。
できるだけ勉強チックな表現を使うことは避けて、ゲーム理論を紹介できればと思います。
また、書いているうちに長い文章になることに気がついたので第一回、第二回、第三回に分けてお届けします!
ゼミ選考はマッチング
ゼミ選考というのは一種のマッチングだと考えることができます。
マッチングと聞くとマッチングアプリをイメージするかと思いますが、マッチングアプリも一種のマッチングです。
マッチングアプリでは、彼氏が欲しい女性と彼女が欲しい男性のマッチングが行われているかと思います。
ではゼミ選考ではどんなマッチングが行われていると思いますか?
ゼミ選考は、ゼミに入りたい学生と学生を募集したいゼミとのマッチングという風に考えることができます。
ゲーム理論では上に紹介したようなマッチングがうまくいく(学生も受け入れる側のゼミも両方ともできるだけハッピーになる)仕組みを考えていきます。
まずは今の上智大学経済学部のゼミ選考の方法(マッチング方法)を紹介していきます。
ゼミ選考とボストンメカニズム
上智大学経済学部のゼミ選考では、ゲーム理論でいうところのボストンメカニズムという決め方が適用されています。
上智大学経済学部の例に倣ってボストンメカニズムを紹介していきます。
まず第一に学生はそれぞれのゼミについて好みの順があります。
一番良さそうなのはBゼミで、二番目に好きなのはCゼミで、三番目に好きなのはDゼミかな〜という感じです。
ゼミ側は定員とこれくらいの子(能力、学力、人柄などなど)だったらゼミに入れてあげようというある基準を持っているとします。
学生は第一次選考でゼミに出願します。
もし、その学生がゼミ側の基準を超えていたら無事合格です🤗
逆に基準を超えていないまたは既に定員に達していたらその学生は不合格となり第二次選考にうつります。
第二次選考ではまだ定員に達していないゼミに出願するといった流れです。
しかし、ここではある問題が発生します😭
なんだと思いますか?
こんな状況を考えてみてください。
自分が一番良さそうだと思っているBゼミの倍率が100倍で、二番目に良さそうだと思っているCゼミの倍率1.2ほどでそんな高そうではない。ただ、二番目に良さそうだと思っているゼミは第一次選考で定員が埋まってしまいそうで第二次選考は行われなさそう。
さあどうしましょ?
Zさん(仮)は倍率が100倍のゼミには出願したくないと考えます。
そもそも落ちる可能性が高いですし、逆に二番目のゼミの方はなんだか頑張れば入れそうですよね。
この状況では二番目に良さそうだと思っているCゼミに出願する人がほとんどだと思います。
そのためZさんも第一次選考ではCゼミに出願し、無事合格しました。
めでたしめでたし
しかし、後からBゼミの教授が「もし第一次選考でうちに出願してくれていれば合格にしたのに〜」といったことをZさんに言ってきました。つまり、Zさんは第一次選考でBゼミに出願していれば、受かっていたということになります。
つまり、Cゼミに入るよりもハッピーな結果になっていたということです。
また、BゼミからしてもZさんという優秀な人材を取ることができなかったわけですから、好ましい結果とは言えませんよね。
実際に、友達の中で
「嘘やん、あのゼミ倍率高いと思ったのに、実際は定員割れしてたの!?第一次志望で出願してたら通ってた可能性高いじゃん!」
といった人も数人いました笑
ただ、このような結果を防ぐマッチング方法が実はあります!
しかし、既に長くなってしまっているのでそれは次の記事でお届けできればと思います!
いかがでしたか?
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最後まで読んでいただきありがとうございます。