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先生を目指さない僕が教育学科を選んだワケ


その他
2022年1月25日

こんにちは!こうきです。

みなさんは漠然と「教育学部や教育学科は先生を目指すために行く」というイメージを持っていませんか?しかし法学部の全員が弁護士に、経営学部の全員が経営者にならないのと同じで、教育学部(学科)の全員が先生になるわけではありません。

そこでこの記事では、先生を目指さない僕が教育学科を選んだ理由をお話ししていこうと思います。

僕が教育学科を選んだワケ

早速ですがみなさんは中学校で何か疑問に思っていたことや不満を抱いていたことはありませんか?例えば男子のツーブロック・女子のポニーテール禁止といった校則や学校に教科書を置いていってはいけない置き勉禁止のルール。

例えを挙げればキリがありませんが、僕はこのような謎の決まりに対してすごく不満を持っていました。おそらく同じような思いを抱いていた人も多いのではないかと思います。

さらに、学校という世界にはいじめや不登校、格差や先生の長時間労働といったさまざまな問題が存在します。

そこで僕は学校の中から教育を変えるのではなく、学校の外から教育を変えたいと考えました。そのためには先生にはならなくとも、教育に関して勉強する必要があると思いました。

例えば校則の問題について考える際には、教育史や教育思想、教育哲学という分野からどのような経緯で校則というものが作られていったのかについて学ぶ必要があります。

いじめや不登校、さまざまな格差や先生の長時間労働といった問題を考える際には、教育社会学や教育行政学といった分野から教育と社会、教育と行政のつながりについて学ぶ必要があります。

そんなワケで僕は教育に関わるさまざまな学問を学ぶことができる東洋大学文学部教育学科人間発達専攻に進学しました。

教育学部が気になる人へ

ここまでにお話ししてきた通り、教育学部(学科)に進学するからといって必ずしも先生を志望している必要はありません。それに教員免許は教育学部でなくとも取得することができます。(ここに関してはまた今度詳しく説明します!)

教育というものは全ての人が必ず受けてきたものです。ですので多かれ少なかれ、皆さんも教育に対する意見や不満を持っていると思います。その意見や不満を学問として学び、教育を通してより良い社会を作りたいと考える人は教育学部への進学を考えてみてはいかがでしょうか?

また今回はあまり触れることができませんでしたが、もちろん先生になりたいと考えている人にとっても教育学部は良い環境です!他学部とは違い、多くの人が同じゴールを目指して勉強するためさまざまな刺激を受けることができると思います。

いかがでしたでしょうか?
今後はもう少し具体的な教育学についての話もしていくつもりですので、楽しみにしていただけたらと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました!

この記事の著者

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中西

某私立高校→N高等学校→東洋大学文学部教育学科2年  勉強は苦手なので、インタビューや体験談を中心に書いていきます。たまに真面目な教育関係(通信制高校・教育学)の記事も書きます!