東大に合格した高校時代の勉強へのモチベーション維持法 〜東大生へのインタビュー Part 2〜
こんにちは、しりょかわです〜
この時期には、
大学に入ったら何をしようか、
中3・高3になるにあたって、どう受験勉強を進めようか、
などなど次の年度のことを考えて、悩む方が多くいるかと思います。
そんな悩みに対して有効なのは、経験豊富な先輩から話を聞くことかと思います。
しかし、なかなかそういった先輩ていませんよね。
そこで、
東京大学理科二類に現役合格し、現在はアイスホッケー部に所属しながら理学部に在籍している方にじっくりインタビューをしてきました!
実は、僕と彼は幼稚園と中学校が一緒です。笑
しかし、受験のような堅い話をすることはあまりなかったので、僕自身初めて知ったことなどが多く、充実したインタビューの時間でした!
内容が盛り沢山になってしまったので、数回に分けてお届けします。
前回の記事はこちらからどうぞ!
今回は東大生が高校時代をどう過ごしていたのか、勉強へのモチベーションをどう保っていたのかをお伝えしていきます!
内容
- 高校生活
- 勉強へのモチベーション
高校生活
では、今回は高校生活について聞いていこうと思います!
どんな高校生活を送っていましたか?
前回も言った通り県外の高校に進学したんですよね。
しかし、寮などに入ったわけではなく、実家から新幹線通学をしていました。
これは、自分でもかなり贅沢な高校生だと実感しているので本当に親に感謝です。
ただ、新幹線通学だと時間の関係で部活に入るのが難しかったんですよね。
確か、片道1時間半くらいかかっていたかと思います。
とは言っても運動はしたかったので、時間がある時は地元のテニスクラブでテニスをしていました。
では、勉強の方はどうでしたか?勉強漬けの高校生活!みたいな感じでしたか?
実はそうでも無いんです。笑
本格的に受験勉強を始めたのも、高三の9月からとかでした。
結構、親にも心配されてた記憶があります。笑
高一・高二の時は友達と遊んでゲームしたりテニスしたりな毎日でしたね〜。
高三の9月!?
日本の一般受験を経験してないんですけど、それって結構遅い方ですよね?
そうですね。笑
早い人だと高二の冬から始めている人もいますしね。
ただ語弊がないように言っておくと、
高三の9月まで本格的な受験勉強をしていなかったのは事実ですけど、
授業にしっかりついていくことと、東大生輩出を目指すドラゴン桜的なプロジェクトには入学当初から取り組んでいましたね。
模試も高二の時から受けてはいました。
成績も常に上位を維持していましたね〜。
少しホッとしました。笑
では入学当初から東大への進学を志望していたのですか?
そういうわけではないんです。
実は最初から東大に行きたいわけではなかったんですよね。
僕は元々魚・海・南極などの環境問題に興味があったんですよね。
なので、そういったことが学べる東京海洋大学に進学したいと考えていました。
しかし、自分の模試の点数とかを見たりしながら、東大にいけるんじゃないか?となったので、
心の中に少し東京海洋大学を残しながら、最終的には東大に切り替えました。
そして、高三の9月からは東大に向けてゴリゴリ勉強していった感じです。
勉強へのモチベーション
東大志望ではないのに、早い段階から"ドラゴン桜的"なプロジェクトに取り組んでいたのはどうしてですか?
それは環境の大切さと、自分の性格をよく理解していたからですね。
まず、僕は競争意識が強いというか負けず嫌いな面があります。笑
勉強でも友達に勝ちたい、クラスでトップになりたいという意識がありました。
しかし、トップになると言っても、
周りが勉強していない環境でトップになるのと、
周りが勉強している環境でトップになる
事には大きな差がありますよね。
なので、勉強にやる気がある高校生が集まるそのプロジェクトは僕にとっては最適な場でしたね。
レベルの高い環境に入り、なおかつそこでトップになりたいという気持ちが強かったという事ですね?
その通りです。
レベルが高い環境で競争してトップを目指しているうちに、自分の学力も上がっていった感じです。
高校時代の勉強へのモチベーションは、
周りに勝ちたいから
でしたね。笑
そして、その"周り"の人たちのレベルが高かった事が、自分にとってすごくありがたかったですね。
その他にも、先生たちのサポートが大きかったことや、周りの勉強ができる子の勉強法なども知れることは良かったですね。
環境は大事ですよね。
確かに、レベルが高い環境で競争していれば受験にも通用する学力がつくかと思います。
しかし、高校時点ではそこそこの環境にいるけど、高い偏差値の大学に行きたいという人もいるかと思います。
もし、そういった環境にいた場合はどうしますか?
まず、自分が全国的にはどれくらいのレベルにいるのかを、客観的に判断することが大事だと思います。
そして、自分のレベルと行きたい大学のレベルにどれくらいのギャプがあるのかを考えます。
ギャップがわかったら、そのギャップを埋めるために勉強するんじゃないんですかね?
客観的に自分のレベルを判断するためには、早い段階から模試を受けることがいいかと思います。
高三の時点でそのギャップに気付いても「受験までに間に合わない」なんてことはよくあります。
なので、早い段階で自分のレベルを知り、計画的に勉強していくことが大事だと思います。
いかがでしたでしょうか?
確かに、受験で戦うのは全国の受験生ですよね。
今の時代、SNSなどで自分の受験勉強の進捗を発信している受験生はたくさんいますよね。
自分と同じ大学を志望している全国の子達がどこまで進んでいるのかなどを共有しながら勉強するのもアリかもしれないですね。
ただ、「あの子がやってるから自分も同じことをやろう」というのは確かに一つの手です。
しかし、人によってやらなければいけない事には違いがあるので、最終的には自分に何が必要なのかをよく考えて勉強することが大事だと思います。
次回の記事では東大生の受験勉強の極意についてお伝えしていきます!
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