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文武両道を可能にしたモチベーションを上げる方法!〜帰国生へのインタビュー(一橋)Part 2〜


その他
2022年3月2日

こんにちは、しりょかわです〜

自分と全く違うバックグラウンドを持つ人が、どういった人生を歩んできたのかって気になりますよね。そういった人達が持つ当たり前は自分が考える当たり前とは異なることが多く、そのギャップから新たな気づきや刺激がもらえることも多々あります。

そこで今回は7歳から高校卒業までをニュージーランドで過ごし、高校卒業後に帰国生受験を利用して一橋大学経済学部に進学した方にじっくりとインタビューしました!

高校生活、勉強のモチベーション、帰国生受験のことなど盛り沢山な内容になっていますので、数回にわたってお伝えしていこうと思います。

前回の記事はこちらからどうぞ!

今回は学業及びスポーツでも名門と言われるハミルトンボーイズハイスクールで文武両道を実現した方法をお伝えしていきます!

内容

  • 勉強で結果を残したマインド
  • 高校での部活動
  • 自分が活躍できる場所を探す


勉強で結果を残したマインド

前回の記事で説明があったように、高校では勉強のレベルが分けられてるんですよね。
実際にどのレベルで高校生活を送っていたんですか?

僕は一番上のLevel 3に取り組んでいました。
どのレベルも80単位取得しなければいけないんですけど、Level 3で卒業するためには、Level 3の単位を60単位、level 2またはlevel 3の単位を20単位取らなければいけなかったんですよね。

なるほど!
Level 3に取り組んでる人はどういった人たちだったんですか?

いい大学に行きたい人とかでしたね。

少し加えると、スポーツをする人のほとんどはLevel 1やLevel 2で授業を受けていました。
学業面はそんなに力を入れないで、スポーツに全力を注ぐといった感じですね。

なので、僕みたいにLevel 3に取り組みながら、ラグビー、タッチラグビー、バレーボールなどの部活に取り組む人は少なかったですね。

勉強も高いレベルでこなしながら部活もしていたんですね!
何か両立させる秘訣みたいなものはありますか?

それが、自分で工夫したとか、頑張ったっていう認識がないんですよね。笑

学業面ではLevel 3の授業を受けていたので、その授業の分野が得意な人達と一緒に授業を受けていたんですよね。
つまり、クラスメートはその授業が得意な人だらけってことです。笑
なので、一度も授業の成績で一番になるということがなかったんですよね。

しかし周りが優秀な分、その人達に合わせて勉強していたら自然と勉強の力もついていきましたね。
また、自分の性格として負けず嫌いな部分が影響しているのかもしれません。
どの授業にも自分より頭がいい人がいたので、そういった人に勝てるよう勉強していたんですよね。笑
それが成績向上に繋がったのかもしれません。

運動面でも同じチームに、常に自分が目標とする存在がいましたね。
スポーツもレベルが高いので、そのレベルについていこうとしていたら、結果的に自分のレベルも高くなったっていう感じですかね?笑
その甲斐もあって、タッチラグビーの日本代表にも選ばれてます!

なるほど!常に自分の周りに目標とする存在がいて、彼らに勝とうとしてたら自然と自分も成長していった感じですね!

そんな感じです。笑
レベルが高い人の当たり前を自分の当たり前にしていくことで、成長していったんだと思います。

なので、成長したい時は、レベルが高い環境に飛び込んでみることが大事なんじゃないかと思います。
その環境にいれば、勉強ができる人がどんなことをしているのか、運動ができる人がどんな練習をしているのかを知ることもできますしね。

高校での部活動

高校では何のスポーツをしていましたか?

ラグビー、タッチラグビー、バレーボールをしていました。
ニュージーランドではシーズン制なので複数のスポーツができるんですよね。

海外の高校生て体大きい印象があるんですよね。実際にアメリカにいてそう感じました。
しかも、ラグビー部だとみんなムキムキみたいな感じじゃないんですか...?

正直自分より一回りも二回りも大きい人達ばかりでしたね。笑
ただ、ラグビーでは体が大きくなくても活躍できるポジションがあるんですよね。
なので、途中までは周りに全然ついていけました。

でも、途中で体格差の壁にぶつかっちゃたんですよね。
ややこしいんですけど、実は一歳上の子達と同じ学年だったんですよね。
そのこともあって、チームメイトとの体格差をより感じましたね。
体が大きくなくても活躍できるポジションがあるとはいえ、体格差の壁は大きかったです。

なので、途中でラグビーは諦めたんです。

自分の考えの中に、「自分が活躍できる環境にいけばいい」という考えがあったので、ラグビーはスパッと諦めて、タッチラグビーに力を入れました。

自分が活躍できる場所を探す

何か日本とニュージーランドで違いは感じますか?

集団意識に差があると感じました。

日本では何かと「今いる集団に属さなきゃ」という感情が強いと思うんですよ。
今いる集団を抜けると一人になってしまうという感情もあるんじゃないかと思います。
その集団に属すために、その集団の人達にたくさん気を遣っている気がします。

一方で、ニュージーランドでは集団意識はあんまり無かった気がします。
その背景には多様性があるのかな〜と思ったりもしています。

多様性があるため、どこかしらに自分に合う集団があるんですよね。
今いる集団に合わなかったら、すぐそこから抜けて他の集団に行けます。

「逃げ場がある」とも言えるかと思います。

これは、勉強、スポーツにも言えると思います。
勉強でも自分のレベルに合ってないと感じたら、自分のレベルにあった授業を受けられました。
自分の場合ラグビーが無理でも、タッチラグビーという自分が活躍できる場がありました。

前にいったように自分が成長するためにはレベルが高い環境に挑戦することも重要です。
でも時には、自分に合った自分が活躍できる環境を探して、その環境に行くというのはアリなんじゃないかと思います!

この考え方は、体が大きい人も小さい人も役割があるラグビーから学んだのかもしれませんね。笑

いかがでしたでしょうか?
勉強以外でも、生きていく上で大事なことを学ばせてもらった気がします。

次回の記事では帰国生受験のことについてお伝えしていきます。

また、この記事も掲載されているokkeという勉強の大きな味方になってくれるアプリの方もぜひダウンロードよろしくお願いします!


最後まで読んでいただきありがとうございます。

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しりょかわ

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