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ガチノビのシーナさん(東大医学部卒)に聞く!東大の魅力や東大生の実態とは?


体験記
2021年7月25日

ばってんです ♨️

誰にでも、なぜ勉強するのか自信が持てない時期があると思います。

勉強する理由の1つは、やはり行きたい大学の受験を突破するためだと思いますが、大学の姿を想像できないとなかなかやる気が湧いてこないですよね。

そこで今回は、受験の最高峰である東京大学理科3類に合格し、その後、東京大学医学部→現役医師という経歴で、現在YouTubeで数学の解説動画も出されている、ガチノビこと「ガチでノビる受験数学 東大医学部の解説動画」のシーナさんに、東京大学の魅力や東大生の実態、さらには勉強する高校生へ送るメッセージをインタビューしました!

👉 okedouにももちろん授業動画が入っていますよ!okedouのガチノビさんのページ



インタビュー自体は4部構成の記事になっていて、今回はその最終回です!以前の記事はこちらから飛べますので、ぜひ見てみてください!
👉 第1回:「数学・物化の勉強法の極意」はこちらから
👉 第2回:「国語・英語の勉強法の極意」はこちらから
👉 第3回:「モチベーションの管理法」はこちらから

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東京大学ってどんなところ?



医学部の中で、東大を目指す理由はどこにあるのでしょうか?

医学部だけではなく、他の学部の東大生と仲良くなれるというのが圧倒的なメリットです。医者の世界だけではなく、様々な分野で活躍する友達から刺激をもらうことができる環境は貴重です。

医療に関していうと、分野ごとに強い大学は分かれているので、医学全般でも東大が最強だと思って入ると、幻想だと思い知らされます。どの診療科のどの分野っていう単位でかなり細かくみないと、東大の強い分野、弱い分野までは見えてきません。

とはいえ、東大病院の方々はめちゃ優秀で、熱意のある人も多いので、その環境に触れられるのは大きいと思います。受験の勉強法でも触れましたが(第1回の記事の「化学」参照)、身近な人の存在は大きいです。

東大生って実際どんな人が多いのですか?

良い方と悪い方がありまして。笑 

良い方としては、勉強ができる人が多いこともあり、理屈が通じるので話が合う人が多かったです。感情任せで話す人はいないので、喧嘩が無いですね。落ち着いた人間関係を築きやすいです。あとは、たまに何かしらすごい人がいます。

悪い方としては、早口な人が多い印象です。頭が良すぎて、伝えたい情報量が多くなって早口になるんだと思います。そういう人たちが集合をなしていくと、いわゆる非リアになっていって、残念な集団が生まれがちなので、東大生の方や、東大を目指す方は是非気をつけてください。笑

もう一回東京大学を受験するとしたら、どこに出願しますか?

それは文科2類です。経済学部に行ってみたいんですよね。経済学に興味があるというよりは、そこにいる人たちに興味があります。文系と理系で考え方も大きく違うと思っているのですが、その原因を知りたいなと考えています。

高校生に向けて



受験勉強を頑張ってきたことで、社会人の今でも役に立っているものって何でしょう?

少しメタ的な話になりますが、勉強そのもので身についた、構造化して考える力は今でもとても活きています。実際に直面する課題や、それを解決できる方法というのは、基本的にモヤっとしていることが多いのですが、勉強を通じて身につけた思考力によって、簡潔な構造を見抜いて、道筋をクリアに考えていくことが自然にできるようになっていきました。

また、目標に向かって努力した過程も役に立っています。これは勉強に限らずスポーツなどでも同じと思いますが、うまくいかなかったら自分で修正しながら進むという経験を重ねてきたことは、今でも大きな糧になっています。

いま高校に戻ってなんでも出来るなら、どんな高校生活にしますか?

結局勉強はするんだろうと思いますが、バスケをしたいですね。あとは、ビジネスについて考える時間があれば良かったなと思います。自由な時間がたくさんあるので、ビジネスアイデアを考えたり、起業とかについても考える時間を持ちたかったです。

最後に、高校生に一言お願いします!

受験勉強は将来の仕事と関係ない、とか言われることも多いですが、高校の勉強は、生きる上で何かしら役に立ちます。今の時点では具体的に分からなくていいので、余分なことは考えず、とりあえず安心して勉強してください。

勉強して何の意味があるのかとか、あれこれ考えてしまうのはわかりますが、それは大学生になってから考えても遅くはないので、特に受験については、あえて馬鹿になって「受験で成功したら何かいいことが起こる」くらいに考えておくのも大事です!


いかがでしたか?

楽しい大学生活を妄想することも大事ですが、自分の行きたい大学で何ができるのかをある程度調査して想像しておくと、より密度の濃い大学生活が送れますよ。
あとはガチノビさんがおっしゃる通り、安心して受験勉強を進めてください!笑

前回までの記事はこちらから読むことができます。具体的な科目ごとの勉強法やモチベーションの管理法など、いろんな内容についてインタビューさせて頂いています:
👉 第1回:「数学・物化の勉強法の極意」はこちらから
👉 第2回:「国語・英語の勉強法の極意」はこちらから
👉 第3回:「モチベーションの管理法」はこちらから

読んでいただき、ありがとうございました〜。

この記事の著者

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ぶおとこばってん

ラ・サール中高→東大理1→計数工学科(数理情報)→UCLA院卒 社会を人から変える会社 okke の CEO YouTube上で、高校数学をじっくりコトコト深く解説中 頭があったまる記事を書いていきます ♨️

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