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ガチノビのシーナさん(東大医学部卒)に聞く!モチベーションや勉強の意識の持ち方!


体験記
2021年7月15日

ばってんです ♨️

誰にでも、なかなか勉強のやる気がわかないときってありますよね。結局ズルズルと後回しになってしまって、あとから後悔して、やり場のない罪悪感を感じるのがお決まりのパターンです。

でもノッているときは集中できますし、大きな進捗を生み出す事ができます。常にこういう良い波に乗っていたいですよね。

そこで今回は、受験の最高峰である東京大学理科3類に合格し、その後、東京大学医学部→現役医師という経歴で、現在YouTubeで数学の解説動画も出されている、ガチノビこと「ガチでノビる受験数学 東大医学部の解説動画」のシーナさんに、モチベーションを維持する方法、成績を上げるために持った方が良い意識について、インタビューさせて頂きました!

👉 okedouにももちろん授業動画が入っていますよ!okedouのガチノビさんのページ



インタビュー内容が盛りだくさんすぎて、4部構成の記事になっていて、今回はその第3回です!他の記事は下から確認できます 😊
👉 第1回:「数学・物化の勉強法の極意」はこちらから
👉 第2回:「国語・英語の勉強法の極意」はこちらから
👉 第3回:「モチベーションの管理法」← 今回
👉 第4回:「東大の実態・高校生へのメッセージ」はこちらから

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モチベーションの維持



やる気を保つために心がけていたことは何ですか?

実は、高校受験のときに勉強のペースをつかんでいたので、勉強のやる気自体が下がることは無かったんですよね。そのコツとしてはいくつかあるんですが、まずは ON / OFF のモードを作らないことが挙げられます。

「よし、勉強するぞ」と、ON / OFF を切り替えるクセがついてしまうと、机に座りにくくなって、勉強に対するやる気が下がってしまうので、ずっと勉強モードを ON にして、常に勉強のことを考えていました。朝起きたときとか、食事のときでも、何か気になることがあればすぐに調べたりしていましたね。

あとは、自分自身の勉強のリズムの管理を心がけていました。

  • 食事は野菜から食べる(血糖値が急上昇して食後に眠くなるのを防ぐため)
  • お腹空いてきたら、逆に集中できるからもうちょいやる
  • 眠かったらとりあえず寝る

などなど、細かいことでも色々と意識して、自分なりのリズムを作っていました。

こんなに勉強して役に立つんだろうか、と考えることもありましたか?

余計なことを考えずにとりあえず勉強やっておけばOKと、あえて盲目的に信じることをしないと、目標達成は難しいと思いますね。

この勉強をやったら将来がよくなるのか、青春を勉強に捧げてしまっていいのか、これをして本当に成績が伸びるのか、頑張ったのに受からなかったらどうしよう、など考えてしまいがちですが、自分は、良い感じに馬鹿になって、受験で成功したら何かいいことが起こる、くらいに考えていました。

情報量が限られた中では、考えれば考えるほど良い方向に向かうとは限らないので、勉強しようかどうかと考えずにやり始めるのが大事です。

他のことに興味が移ることは?

勉強以外興味なかったんですよね〜。子供の頃に習い事でやっていたピアノや野球で、ストレス耐性が付いていたのが大きいと思います。運動すると体は疲れるし、ピアノも野球もうまく行かないことばかりなんですよね。

でも、いざ高校受験に向けて勉強を始めてみると、無限に勉強しても体は疲れないし、やればやるだけ伸びていくので、「何だこれ、最高じゃん」って思っていました。笑

日々の意識の持ち方



成績向上につながった、意識の持ち方のコツを教えてください。

自分の限界を設けないことが大事です。例えば、東大の問題だと時間制限が厳しいので、英語のこの大問は捨てる、とか、化学は解ききれなくてOKとか、マイルールを決めて上限を作ってしまいがちなのですが、それは逃げなので、1個1個努力によって取っ払っていくことが重要です。

また、合格最低点を目標にするのではなく、平均点を目標にしていました。平均点を目標にすると、やるべきことが次々と出てくるので、それを本気で埋めようとすることが成績を上げる上で大事になってきます。

成績がある程度まで上がると、簡単には上がらないようになり、横ばいになったり階段状に上がったりするのですが、これらの努力をコツコツ積み重ねることで成績が上がっていきました。

普段の勉強で意識していたことはありますか?

途中から、毎日の勉強が成果主義になっていきました。勉強時間数ではなくて、「今日はこれを理解できた」「これについてかなり深く学ぶことができた」といった感じで、今日自分が何をできるようになったかで判断するようにしていました。なので、実は勉強時間を測ったことがないのですが、毎日頭が良くなっている感覚はありました。

また、英語化学の勉強法でも紹介しましたが、浪人時代にはあえて基礎に戻ることも意識していましたね。単純な知識量を補填することで、まだまだ伸びしろがあることを実感できました。

あとは意識とは違うかもしれないですが、浪人時代の、化学が最強な友人の存在は大きかったです(第1回の記事)。こんな人間が存在するんだということを知って、自分で勝手に設定していたマインドブロックが崩れていくのを感じました。


いかがでしたか?

ON / OFF を作らない、勝手に自分の中で上限を設定しない、など、ギクっとさせられた方も多いのではないでしょうか。モチベーションの管理に苦しんだり、成績が上がらず苦しんだりしている方は是非参考にしてみてください!

他の記事は下から確認できます 😊
👉 第1回:「数学・物化の勉強法の極意」はこちらから
👉 第2回:「国語・英語の勉強法の極意」はこちらから
👉 第3回:「モチベーションの管理法」← 今回
👉 第4回:「東大の実態・高校生へのメッセージ」はこちらから

読んでいただき、ありがとうございました〜。

この記事の著者

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ぶおとこばってん

ラ・サール中高→東大理1→計数工学科(数理情報)→UCLA院卒 社会を人から変える会社 okke の CEO YouTube上で、高校数学をじっくりコトコト深く解説中 頭があったまる記事を書いていきます ♨️

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