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【大学の経済学をわかりやすく解説!】地域経済学とは?


その他
2022年2月15日
しりょかわ
しりょかわ

こんにちは、しりょかわです〜

みなさんはどのように大学の学部を決めていますか?

自分の得意科目が使える学部、自分が興味がある学部を選ぶなど、学部の選び方は人それぞれだと思います。

しかし、大学に入った後でこの学部は自分とは合わない、やっぱり違う学部の方がよかったなという事例は多々あります。

上のようなミスマッチが起こる原因の一つに、実際に自分でその分野を勉強してみないと自分に合っているかどうかはわからないからということがあるかと思います。

そこで、一応経済学を少し学んだ僕が、大学の経済学部ではこんなことを勉強するんだよ〜ということを少しずつ紹介して、みなさんに大学の経済学を知ってもらい、学部選びの一助になればと考えています!

今回は地域経済学について紹介していこうと思います!

地域とは?

「地域復興」「コロナ蔓延や少子高齢化による地方の衰退」などなど地域という言葉を聞くことは多いのではないでしょうか?

まず地域とはなんでしょう?
地域とは地理的空間の中の全体の一部のことを指します。
そのため、日本からの視点で見れば大都市である東京も少子高齢化が最も進む秋田県も地域です。
また、世界目線で見れば日本もアメリカも地域と言えるでしょう。

上のことからもわかるように、東京などの大都市も立派な一つの地域です。
そのため、地域経済学の中には分析分野を大都市のみに絞った都市経済学というものも含まれます。

そこで、地域経済学都市経済学をそれぞれサクッと紹介できればと思います!

地域経済学

地域経済学ではその地域の立地、移動距離、地域の特性などの「空間」を考慮しながら、その地域が抱える問題に対して解決策を導き出します。
また、地域内だけではなく、地域間の問題なども分析対象とします。

地域の特性と言われると何を想像しますか?

地域の特性としては、その地域ではどんな産業が発達しているのか交通手段はどうなっているか、賃金はどれくらいか、人口はどれくらいか、などなど様々です。

普通のミクロ・マクロ経済学では上のような特性は無視されることが多いです。
りんごの市場を考える際にも、そのリンゴが青森や長野で作られたのか、また輸送費はどれくらいなのかは無視されます。

そのため、その地域をより現実的に分析するために地域経済学では上のようなことを考慮します。

地域間の問題としては、地域間で賃金が異なるのはなぜか、地域間で人口移動が起こるのはなぜか、その人口移動によりどんな影響があるのかなどがあります。

都市経済学

都市経済学ではその名の通り、東京や大阪などの大都市を分析対象とします。

みなさんも、都市も地域の一つといっても、他の地域とは何かが違うと感じますよね。
僕は東京に初めて来た時に高いビルがズラ〜っと並んでいるのを見てなんだか怖くなりました(笑)

そんな都市固有の問題などを分析対象とします。

例えば、都市にはなぜ人や企業が集まるのか、都市の不動産価格はどうなっているのか、都市ではどのような土地利用がされているのかなどを勉強します。

いかがでしたか?
地域経済学について興味が湧いていたら幸いです。

また、この記事も掲載されているokkeという勉強の大きな味方になってくれるアプリの方もぜひダウンロードよろしくお願いします!


最後まで読んでいただきありがとうございます。

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しりょかわ

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