【大学の経済学をわかりやすく解説!】医療経済学とは?
こんにちは、しりょかわです〜
みなさんはどのように大学の学部を決めていますか?
自分の得意科目が使える学部、自分が興味がある学部を選ぶなど、学部の選び方は人それぞれだと思います。
しかし、大学に入った後でこの学部は自分とは合わない、やっぱり違う学部の方がよかったなという事例は多々あります。
上のようなミスマッチが起こる原因の一つに、実際に自分でその分野を勉強してみないと自分に合っているかどうかはわからないからということがあるかと思います。
そこで、一応経済学を少し学んだ僕が、大学の経済学部ではこんなことを勉強するんだよ〜ということを少しずつ紹介して、みなさんに大学の経済学を知ってもらい、学部選びの一助になればと考えています!
今回は医療経済学について紹介していこうと思います!
医療経済学てなんだ?
医療と聞くと、医師が診断してくれたり治療してくれることを想像するかと思います。
医療経済学では医療を経済学的に分析していきます。
経済学では希少な財をどう配分するのが最適なのかを求めていきます。
最適な配分というのにあまりイメージがつかない方はこちらのミクロ経済学の記事を見てみてください!
例えば医療には病院などの医療機関、医師、酸素吸入器などの医療機器などがありますよね。
コロナ禍のニュースでよくベッド数が足りない、医師が足りない、酸素吸入器が足りないということを耳にしたことがあるのではないでしょうか?
当たり前ですが、誰かがその医療を受ければその他の人が受けれないということが発生します。
医療経済学では医療機関、医師、酸素吸入器などの資源をどのように配分すれば社会全体にとって最適な状態になるのかを勉強していきます。
上では医療を経済学的に見た視点ですが、医療からの視点は全く異なります。
例えば、上で経済学では社会全体にとっての最適な行動を求めると言いました。
しかし、医療はどうでしょう?
医療では基本的に社会全体のことではなく、目の前の患者にとって最適な行動をしようとします。
また、医療では医療からの視点で最適な治療をします。
しかし、経済学では個人は自身の効用(満足度)を最大化しようとする主体だとされています。
そのため、もしも個人が健康でいるよりも喫煙することによる効用の方が大きいと判断する場合には、経済学では喫煙する方が合理的だと判断する場合もあります。
このように医療と経済学の考えには大きな隔たりがあります。
医療経済学ではこの双方の考え方の違いを理解した上で議論を進めていきます。
いかがでしたか?
医療経済学について少しでも興味が湧いたら幸いです。
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最後まで読んでいただきありがとうございます。