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【大学の経済学をわかりやすく解説!】計量経済学とは?〜データ分析〜


その他
2022年2月4日
しりょかわ
しりょかわ

こんにちは、しりょかわです〜

みなさんはどのように大学の学部を決めていますか?

自分の得意科目が使える学部、自分が興味がある学部を選ぶなど、学部の選び方は人それぞれだと思います。

しかし、大学に入った後でこの学部は自分とは合わない、やっぱり違う学部の方がよかったなという事例は多々あります。

上のようなミスマッチが起こる原因の一つに、実際に自分でその分野を勉強してみないと自分に合っているかどうかはわからないからということがあるかと思います。

そこで、一応経済学を少し学んだ僕が、大学の経済学部ではこんなことを勉強するんだよ〜ということを少しずつ紹介して、みなさんに大学の経済学を知ってもらい、学部選びの一助になればと考えています!

また、つい最近上智大学の公式youtubeが上智大学経済学部の紹介をしてる動画をあげたのですが、その中で一人の学生が「統計学、計量経済学を学ぶ中で〜」といったようなことを言っています。

そこで、今回は計量経済学について紹介していこうと思います!

計量経済学はデータ分析だ!

「計量経済学」と聞いた時にどんなイメージを持ちますか?

僕は「計量」という文字から数学をたくさん使うのかな〜と最初思いました。
僕は2年の春学期に計量経済学の講義をとっていましたが、案の定数学をガンガン使います笑

しかし!今の時代ほとんどパソコンが分析を行ってくれるので、数学が苦手な人もそこまで焦る必要はありません。

また、計量経済学は他の様々な経済学を学ぶ上で最も重要な学問でもあります。そのため、大学に入った際にはぜひ計量経済学の授業を履修してみてください!

さて、計量経済学は一般的に、「観察可能な経済データからその資料の発生メカニズムを経済理論にもとづいて推測する方法を示すものである」と説明されたりします。
(http://web.econ.keio.ac.jp/staff/hk/ecmt/resume/lec1.pdfより引用)

う〜ん、なんだかピンとこない!笑

そこで、計量経済学で最初に学ぶ回帰分析というものの説明を通してイメージを持ってもらえればと思います!
ただ、説明ではかなり砕けた感じで説明しているのでお手柔らかにお願いします笑

例えば下のような消費支出と所得のデータがあったとします。
計量経済学、計量経済学とは

経済理論では所得が増加するほど消費が増えるとされています。

例えば、千円しかもってない人と一万円持っている人では、一万円持っている人の方がお金を使う量が多いですよね。

そこで、所得と消費支出の間の関係を数式で表します。

このCi=α+βYiのαとβを求めれば所得と消費支出の関係を式で表せそうですよね。

このαとβは最小二乗法という方法で求めていきます!

そして、このαとβを求めることを推定と言ったりします。

ただ、αとβはどんな値でも良いわけではなく、そのαとβが本当に妥当な値なのかを確認する必要があります。
そのことを検定と言ったりします。

そして、検定でαとβが妥当な値だよ〜という確認がとれた場合は、求めた消費支出と所得の数式が意味のあるものとして認められて、その数式で消費を予測したりできるようになります。

この推定と検定の作業のことを回帰分析と言います!

こういった、二つの変数の関係を数式で求めていくということを最初に学んだりします!

いかがでしたでしょうか?
計量経済学のイメージはできたでしょうか?
本文で紹介した最小二乗法についてヨビノリのたくみさんが解説している動画があったのでぜひ!
最小二乗法
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最後まで読んでいただきありがとうございます。

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