【書評】最終的には僕ら(国民)が困る? 〜ブラック霞ヶ関〜
こんにちは、しりょかわです〜
先日本屋をぶらぶらしていましたら、「07:00 仕事開始 27:20 退庁」という見出しが飛び込んできました。
本の名前は「ブラック霞ヶ関」
過去にほんの少しだけ厚生労働省や他の省庁について調べていた時期があったり、最近コロナ禍における官僚の長時間労働が報道されることが多かったため、漠然と官僚は過酷な働き方をしているんだな〜と思っていました。
しかし、なぜ官僚の働き方がそれほどまでに過酷になっているのかはあまり知らなかったので読んでみました。
この本は、厚生労働省で18年半働いていた著者の千正康裕さんの実体験をもとに、詳細な官僚の労働環境が綴られています。過酷な労働環境の実態と、その原因、その問題を是正するための具体的な政策まで内容は盛りだくさんで、かなり官僚の労働環境への理解が深まりました。
ペーパーレス化が進んでいない実態や、国会対応のため夜遅くまで待機しそれへの対応、異常な業務量などなど。
想像していたよりかなり過酷な、また非効率的な労働環境に呆然としました。
また、官僚が過酷な労働環境で働いているということは私たちにとって決して無関係ではないということも改めて感じました。
社会保障制度などの政策を考えるのは官僚です。
そしてその政策の影響を受けるのは私たち国民です。
直感的に過労死レベルの長時間労働+非効率的な作業をしていては、良いパフォーマンスは望めないと感じます。
そのため、官僚が過酷な労働環境で働いているということは決して私たちと無関係ではないんですよね。
じゃあ、私たちには何ができるのかというと、千正さんは与党も野党も国民の支持率を気にしているため、何かおかしな政策が決められれそうになった時は多くの国民が声を上げることが必要と述べています。そして、その結果決められる政策がより良くなり国民のためになれば、官僚の幸せになると述べています。
政治家のsnsに注目しコメントをすることなども一助になるといっています〜
これなら私もできそう笑
いかがでしたか?
かなり読み応えがある本でしたのでぜひ!
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最後まで読んでいただきありがとうございます。